Win10版マイクラで描画距離の限界を試してみる

現在使用しているマインクラフトWindows10Edition に関して描画距離の限界を拡張させる方法と言うのが有ったので試して見ました。参照元の情報としてはこちらを

 

napoan.com

当方の環境で調査してみるとgfx_renderdistance_newの値は352となっており、これはゲーム内設定での最大時点です。最小の初期値は128(8chunk相当)になるらしいです。

 拡張はgfx_renderdistance_newの値を書き換える事で可能になるそうなので試してみます。

 検証結果

早速では有りますが当方の環境で拡張を試してみた所、閾となったのが512→1024に上げた辺り、512までの時点ではフレームレートが常時60FPSを下回るぐらいなのですが、1024に上げるとFPSに関しては30を維持するのも厳しく場合によっては20前後、フレームレートの増減だけならまだしも、操作に関しても明らかにラグが起きたり入力を受けつれなくなる様な状態もかなり出てきてサバイバルでの通常プレイはちょっと厳しいレベルになります。(AMD 5350 GPUオンボード RAM16GB)1024と言うのは64Chunk相当になるんですが検索での参照内容でもここから辺りが重くなると書かれていました。ちなみにスクショがこちら

 

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上が512(32chunk)での風景、下が1024(64Chunk)での遠景描写です。

 見返してみると、ちょっとこれだと効果を伝えるには微妙かなと我ながらでも思ってしまったんですが、前方のメサの映り方で描写の違いは判るとは思われます。

 前述の通り64Chunk以上で処理する情報の総量が急激に増えるようで、当方の環境でもここの領域から具体的な負荷となって現れてきました。この間タスクマネージャでのモニターも横目で見ていまして、CPU使用率としては60%前後で推移していましがRAMの使用量に顕著な違いが見てとれまして、32Chunk相当までは多くて1GBを消費するかしないかだったんですが、64Chunk相当ではどんどんRAMの消費量が増えて行き3Gを超えてもまだ増大が止まっていませんでした。相当に読み込む情報量が多い様に思われました。プレイ画面見ていても遠くの風景を取り込む処理が継続しているのがわかってこれがゲームの重さの原因なんだなとは思いました。恐らく一旦読み込みが終われば普通にプレイできる水準まで軽くなるかもですがこの感じだとちょっと時間がかかりそうでやっぱり現実的ではないですね。

 

まとめ

Windows10Editionは元々モバイル向けのエディションがベースでJava版等と比較した場合に軽量で動くと言うメリットが有るのですが今回の様に裏技的に設定を弄るとやはりと言うか重くなるケースも出てくる様です。今の時点で描画範囲を大きく広げるメリットは余りわからないんですがこの様な設定を試す場合は其れなりに対応出来る様なスペックを揃える必要は有るようです。後このエディションはWindowsタブレットやスティックPCなんかでも使われる事も多いかもですが、設定次第でメモリを大きく消費すると書いた通りでRAMの拡張等が可能なPC以外で今回の様なケースは明確にお奨めできないかと思います。