前回でも書いた通り、マインクラフトのネザーアップデートが予定通り配布されました。
アップデートナンバーはJE/BEともリリース時には1.16となり、BEにはHotfixが反映されたので現在は1.16.1となっています。リリース内容としては前回記事やベータ等で事前に取り上げられていた通りでほぼとなります。
ところで今回の内容に関してYoutube等での紹介を見ていますと、何やら見覚えの有るキャラクターが、
NPCと言えばBEにおいてはちょうど1年ぐらい前、バージョンで言えば0.16ぐらいの時に登場していました。
当時を思い出しますと存在意義が何やら不明な内に(ペディアでの説明通り)一旦は実装が削除され、その後は教育向けエディションにて引き続き存在していた模様です。そしてBEにおいても今回から再登場したみたいです。
NPCに関してですが、ゲーム中だとデフォルトではナチュラルスポーンしない様になっています。これは前回と同様ですね。呼び出す為にはコマンドを使用します。
/summon NPC XX XX XX
/give @s spwan_egg 1 51
上段はMOBとしてスポーンさせるコマンドで、構文の内容としては読んで字の如くでNPCを召喚させると言うものです。後段はスポーン位置を座標で指定するものでXXは任意の値を入力します。座標の指定はオプションとなります。下段はNPCのスポーンエッグをプレイヤーに与える内容のコマンドです。
このNPCに関してどの様に活用するかなんですが、今回に関してはプレイヤーと対話した結果に応じてイベントを発生させると言う機能が有るらしいです。少し試して見ました。
NPCを右クリック(マウス操作の場合)で「ダイアログの編集」と言う項目が有ります。これは上の写真での吹き出しのセリフを自由設定できるものです。下部には選択肢のボタンが有りますが、この箇所はNPCの詳細設定と言う項目で対応します。
これはNPCとの対話機能に関する設定で、プレイヤーが選択した要求に応じて発生するイベントをコマンドで入力します。対話時に現れる選択ボタンは、「ボタンのモード」をONにするとメッセージを任意で入力できる様になります。
ここでは例として、「NPCのスポーンエッグをもらう」「NPCを任意の位置でスポーンさせる」と言う2つの操作で返す様NPCに与えました。上限はわかりませんがNPCにはこの様に複数のパターンをある程度設定できます。
今回の様な機能の実用的なケースについてですが、アドベンチャーモードでストーリーの進行を分岐させて複数の行動ルーチンを作りだす事でマルチストーリーのロールプレイングの様なワールドを作る、と言った様なモデルが想定されるのではと思います。またNPCにはコマンドブロックに有る様なコマンドのマクロ機能も備わっているとも見れるため、コマンドブロックの代用も兼用できると思われます。今回見た限りでは内蔵された実行可能なコマンドを明示する事が可能な為、使い方によってはコマンドブロックより便利になるかも知れません。
NPCの機能等に関してまた紹介できる事が有れば別のエントリで取り上げていきたいと思います。