Steamで購入したLEGOのサンドボックスゲームに関して関連コミュニティを調べているとクラフトに関するTipsとして外部のアプリケーションで作成したモデルパーツを取り込んで使用すると言う方法を見つけたので紹介したいと思います。
「LEGO Digital Designer」なるアプリについて
実在のレゴブロックをモチーフとした3Dモデリングソフトらしく、個別のパーツを組み合わせてモデルの作成を行えるソフト。ブロックやパーツの種類は結構多彩にわたっており、市販されているレゴモデルの仮想的な組み立て等にも使えるようです。
LEGO.com Digital Designer Virtual Building Software
LEGO Worldsではこのアプリで作成したモデルデータを読み込ませてゲーム内でのクラフトでこれを使用する事ができる、とここまで聞いて
うむ、でもゲーム内でのクラフト機能を使わずにわざわざ外部のツールを使用する意味って何なのかな、と先ずは思いました。
外部のクラフトツールを使う意味
LEGO Worldsでのクラフトには個別のブロックを組み合わせて行く他、有る程度オブジェクトとして完成的なパーツをインスタントにアサインさせる大別して2種類の方法が有るみたいで、外部ツールでモデルを作成しておくと後者の方法でのテンプレに組み込めるって事の様です。これはどういう事になるかと言うとゲーム内でのクラフトの際に完成品としてパッケージされた個体で設置できるため、複数のオブジェクトを作成する際にブロックを積みなおす手間が省けると言うのがメリットになるのだと思われます。
それで工程についてですが以下の様になります。
LDDでモデリング
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完成したモデルデータをLXFML形式でエクスポート
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LEGO Worldsのゲームフォルダにデータを置いてゲームを起動。で後はゲーム内でのクラフトで使用。と言う流れ
具体的な方法としてはこちら
- LDDでモデルを作成する
- モデルが完成したらメニュータブからFile→Export Modelでファイル形式はLXFML(lxfml)を選択。
- LEGO Worldsのゲームフォルダに直接書き出す場合「C:\Users\****\AppData\Roaming\Warner Bros. Interactive Entertainment\LEGOWorlds\MODS\MODELS」(****は各自のユーザ名、尚フォルダは隠し表示を解除する必要有り)を選択。
この際LDDのアプリ内でモデルのスクショが撮れるのですが、スクショをPNG形式でモデルデータのファイルと同名で上記フォルダに書き出して置くとゲーム内でのクラフトインベントリでモデルのサムネアイコンとして使われる様です。(サイズとしては256*256ぐらいでOK)
今回のサンプルとしてクリボーとパックンフラワー(スーマリ1仕様)のドットモデルを作成してそれを呼び出せる様にした結果がこちら
LEGO Worldsのプレイ動画等を見たこと有るならわかるかと思いますが、ブロックをイチから組む事無くモデルパーツを配置できるわけです。
LDDを使う事でLEGO Worldsのゲーム内に存在していないモデルを任意で組みたて、一旦それが出来上がれば後は自在に配置できると言う事でこれは中々面白い裏技(?かなと思いました。
当方このゲームを入手してこれでの本格的なクラフト機能を把握しておらず、なんか内部機能でも似たような事は出来そうな気がしないでも無いのですが便利では有りますね。
マイクラでもこういう機能有ればねえ
これはWiiUのマイクラとかやってて何度と無く思った事です。多分PC版のMODとかで有るのかも知らんけどこういうのはMODとかでは無くて準標準的なレイヤで機能提供されても良いんじゃ無いですかね。LEGO Worldsは何かとMinecraftと比較されるとは思いますが、建築クラフト系統に関しては、こちらが一枚上手では有るかな、今の処は。
今回のネタの出展
http://steamcommunity.com/app/332310