【マインクラフト】マイクラはこれからどうなる【minecraft】

 

kazutaka-ueyama.hatenablog.jp

 昨日の記事でも取り上げましたが。

改めてみるとマイクラにとっては近年で一番の大きなニュースと言えそうです。

昨日の内容についてもう少し細かく掘り下げた記事が有ったのでここでご紹介してみます。まあニュースソースとしてのクオリティは確かでしょうから引用しても大丈夫でしょう。

【Xbox E3 2017 Briefing】「Minecraft」、全プラットフォームの統合によってもたらされる新たな冒険の世界! - GAME Watch

 

PC版マイクラの位置づけ

 新サービスの新たな名称は「Minecraft」に統合され、Xbox One Edition、Pocket Edition、Nintendo Switch Editionといったプラットフォーム個別の名称も廃止となる。従来の「Minecraft」、つまり開発元のMojangが開発したオリジナルの「Minecraft」は、サービスは従来通り継続される一方で、名称は「Minecraft Java Edition」に変更となり、2009年の提供開始から8年で、ついにメインプラットフォームの座を降りることになる。

元々PCで稼働しているマインクラフトが有りまして、これがJava版となります。PCでのマインクラフトはこれに加えてPE版の互換としてWindows10版が後から入ってきました。現状ですと「PCでのマインクラフト」「マイクラのPC版」と言った場合、基本的に注釈等無ければこれは前者を指す事になっています。Windows10版はスマホ等で動くPE版からの派生と言う事も有り、ソフトとしての構造も異なったりするので「PC版(Java)」に対してはサブエディション的な見方をされているのでは無いかと思います。

今回の構想からではこの位置づけを変えて、Windows10版をメインのエディションとして見据えていくという様になります。これはWin10版がクラスタに加わっている他のエディションとの互換共通性が高いためこちらをコアとして置いた方がって事なんでしょう。

 はっきり言って今のJava版なら極端な話少し放っておいたところでポシャルとはならんでしょうし、こういう扱いでも全然問題無いでしょう。今までどちらかと言うとWin10版を単独で導入した様な場合なんかは微妙な位置づけで、今後の行く末について不安を憶えられるかも知れなかったかもですが今回こういう方向付けとなった事で、Wion10版に関してもこれからの手厚いサポートが約束された様なもので良かったんじゃないでしょうか。

全般的な共通化

今回の発表は、2014年にMicrosoftがMojangを買収し、「Minecraft」の全権利を獲得してからずっと計画されていたもので、PCとMacで動作する従来のJavaベースの「Minecraft」とは別に、Bedrock Engineと名付けられたオリジナルのゲームエンジンで開発が進められてきたものだ。独自エンジンを採用した理由は、幅広いプラットフォーム、ハードウェア、UIに対応するためで、5月に実装されたマーケットプレースが一部を除いて全プラットフォームで一斉導入されたことからもわかるように、すでにテクノロジーレベルでは統合が完了している。なお、Xbox OneNintendo Switchのマーケットプレース対応は今夏が予定されている。

 さて、「Minecraft」のサービスが1つに統合されるとどうなるのか。

 まず、最大プレイ人数やマップの広さ、コンテンツなど、プラットフォーム毎に異なる仕様が1つに統一され、各プラットフォーム版を購入しておけば、どのプラットフォームからでも同じゲームがプレイできるようになる。ユーザーデータは、Pocket EditionやXbox One Editionなど一部ですでに導入されているが、Xbox LIVE IDで管理され、ゲーム起動時にXbox LIVEにログインすることで、自身のアカウントデータを呼び出し、続きがプレイできるようになる。

 もちろん、公式のダウンロードコンテンツや、クリエイターズコンテンツも共通となり、Nintendo Switch Editionの「スーパーマリオ」スキンなど、特定のプラットフォーム限定のコンテンツも、その権利を持つユーザーなら、どのプラットフォームでも使えるようになるようだ。

昨日書いた時点だとマルチプレイとかの共有とかだけでしたが、これを読むと今回の構想ではソフトとしての運用構成自体を統一させるみたいです。昨日書いた時点だとDLCの共有について独自コンテンツがどうなるかわかりにくかったですが、独自も含めて共有対象に入るようです。今はNintendoSwitch版限定になっているマリオパック等も、XBOXであるとかスマホでのマイクラで再課金無で導入できるって事ですよ。

 それからマーケットプレイス等も全体で利用可能になるという事です。マーケットプレイスは公式初め色んなユーザーが提供するコンテンツを導入できます。今までのCS版だとこういうコンテンツの導入は限定的でしたがこれからは幅が広がるようです。

All the news from E3! | Minecraft

Anyone playing the game on Windows 10, iOS, Android, Xbox One, Nintendo Switch and VR devices will be able to play online together. If you own Minecraft for your mobile or VR device, you'll get this as a free update this summer. If you own Minecraft: Xbox One Edition or Minecraft: Nintendo Switch Edition, you’ll receive the brand new version of Minecraft for free, and your existing worlds and DLC will come along to the new version with you. What’s more, any DLC you purchase will be accessible amongst the various devices at no extra charge. (For example: if you buy the Greek Mythology pack on Nintendo Switch, you’ll also own it on the mobile, Xbox One and Windows 10 Editions too - no extra charge).

これに合わせてXBOXとNintendoSwitchのマイクラユーザーに対しては新たなバージョンを無償で改めて提供すると読めます。内容的には単なるアップデートと言うよりはソフト全体が一新されると言う様なニュアンスにも、おそらくこれはPE版に相当するエディションをコンソールにも適用させるという事になるんでは無いでしょうか。いや、今のPE版て普通に楽しめる様な内容になってるから、これが操作性のいいこれらのコンソールの上で走らせられるって事なら普通にイイニュースですよ。

 それからアーキテクトとして共通化されるという事でアップデート等も同様になるんでしょう。今だと森の洋館とかがPEに有る一方CS版には無かったりしますが今後こういう事は無くなっていくんでしょう。他の機種を買ってマイクラを楽しみたいとなった場合要素の差異を気にしなくても良い様になるんでしょう。

 こういう流れになってくるとスマホより操作性の良いSwitchとかも俄然欲しくなってくるなあ、しかもこの構想には幸か不幸かPS4が参画しないらしいのでアドバンテージが尚更高まる。XBOXに関しては現行機も充分お値打ちでいて、新型機も控えているって事でちょっと悩ましい選択になりそうですね。グラフィックパックとかは新型の方に最適化されるのは間違い無いでしょうし。

 

 こうなってくるとPE版とかでも機種選定にはよりスペックを重視する必要が出てくると言うのは少し悩みの種ですね。4KHDRの対応アップデートはPE版も含めた全体に適用されるらしい、けど4Kでゲームとかモバイルで充分に動かせるのて限られそうでも有るんですがそれは、ホント大丈夫なんすかねえ。

 手元に有るSHEILDタブとかこういう使途では一応いまでもハイクラスって事にはなってるけど今後のこういう更新とかに果たしてどこまでついて行けるかなあ。