新型iPod touch 発表

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新型のiPod touchが発表になりました。

iOSのデバイスとしてはiPhoneiPad等の最新モデルに注目が集まる中、iPodtouchはかなり盛り上がりが低く、ともすると打ち止めかとも思われましたがこの度、こちらでも最新モデルが登場する運びとはなりました。

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スペックとしてはメインチップがA10Fusionと言う事で、それ以外だと前モデルから大きく目立つ変更と言うのはちょっとわかりにくい様にも思われます。iPodtouchはもともと同じ時節にリリースされるiOS端末と比べて2周り程周回遅れ気味のスペックで出てくる傾向に有り、発表後の反応としてもそこまでテンションが上がりにくいと言うのは否めません。

 A10Fusionと言うのはiPhone7/PlusやiPad6に搭載されているチップです。iPodtouchでの世代間比較で行けばCPUで2倍、GPUで3倍ぐらいの性能向上と言う事になります。iPhone7やiPad6と言えばいまでも主流の端末として使っている人も多いのではないでしょうか。日常的なwebの閲覧はサクサクでしょうし動画の再生に関してもYoutubeでのHD以上の高精細クラスも普通に再生できる事と思います。当方が現在所持しているiosの端末はこの1世代前のチップを搭載した機種ですが、動画の再生に関しては再生支援が4Kまでに対応していますし(4K30pまでの対応を確認)性能面での不足を感じる事ってそう多くは有りません。周回遅れとは言いましたが最新はもう性能を持て余す様な感じでポータブル端末として必要なスペックはA10時点でも充分には間に合います。

 ゲーム面に関してですが当方の所持端末(iPad5)だとマインクラフトはまあ快適と言えるのでは無いでしょうか。少し描画設定を調整すれば大きな文句は出なくなるでしょう(私の端末だとマイクラに関しては設定の変更可能範囲がそもそも狭い)A10機で有ればマイクラだとまだ当分は満足に行けると想定できます。当方は殆ど守備範囲ですがPUBGMでも設定を見直せばストレスフルなプレイは可能だと思われます。あのカテゴリだとどんな機種で有れプレイフィールに直結しなければぜい肉をそぎ落とす様に設定をチューニングすることになるでしょうから最高設定にこだわる必要が少ないと思われますので。それ以外でとなるとスペックイーターなアプリって言うのはかなり少なくなるので、ゲーム目的でも有りだと思います。

 と言うわけで当方として新型のiPodtouchに関して処理能力に関して想う事は少ないんですが、どちらかと言うと位置情報系の対応が気になります。iPodtouchはGPSが搭載されておらず、今回も引き続き変更が無いようです。

 新型のiPodtouchはARの対応をうたっている様ですが、GPSが実装されて無いとなるとARアプリの挙動においてiPhone等と同等の環境での動作が担保されるのかどうかですね。おそらくアプリの起動は可能だが一部の動作に置いて制限が出てくるのが可能性として考えられます。位置情報に関する他のセンサーは一通り有りそうなのでWifiでのエミュレーションでどこまで補完できるかですね。ARアプリの需要がどこまで有るかにもよりますが、MincraftEarthが待ち遠しい当方としてはARの機能対応が気になります。やはりフル機能で堪能したいので

 端末の価格ですが、コスパとしては良の部類には入るでしょう。スペックが近いiPhone7やiPad6を新品で買おうとすると今でも結構お値段がしますし、iPhone7やiPadセルラーモデルを購入するとなると回線契約が必要となる場合も有ります(SIMfreeも有りますが)回線契約の煩わしさも無いとなるとこれは悪く無い選択肢となる事でしょう。iPhone7との相違点としてはカメラ性能とGPSの有無と言うのが主なポイントになります。おおよそ価格相応でしょう。GPSぐらいは搭載してくれても良いとは思うんですけどね。

 あと泥機との比較だと同じ価格帯で性能的に張り合える機種がほとんど無いのではと思われます(新品では)。特にゲームだとOS自体がボトルネックと言われる上、環境が多様すぎる事で最適化が難しいと言う事でアドバンテージが少なくなります。3万円台と言うのはゲーミングを目的としてAndroid機を購入する場合、プランとして中途半端この上ないですよね。

 新型のiPodtouchと言うのは既にiOSスマホタブレットを持っている場合魅力や興味を憶える事は少ないがAndroidを主流で所持していてiOSも使ってみたいとなった場合この上無い選択肢となると思われます。性能面でも同価格帯では同等以上です。