LEGO Worldsでのクラフトにおいて LEGO Digital Designerで作成したモデルをテンプレとして呼び出す方法について以前に書いた続き
LEGO Worldsでのクラフトに使用するためにLDDでモデルを作成するに当たっては互換性の有るパーツで構成せねばならないと言う縛りがある様です。
LDDでのモデリングは色んな種類のパーツが有って多彩なオブジェクトを作成する事が可能でして、これらを全てゲームに取り込めるとすごく面白くなるんですが、 どうもそうとは行かないようです。LEGO Worldsでのクラフト素材は基本的にLDDでのデータと共通性が有る様なのだが、LEGO Worldsのゲーム内に全ての素材が対応していると言う訳では無さそうで、ゲーム内に存在していない素材でモデルが構成されると正確に読み込めなくなる様です。実際自分がマイクラのキャラクタを再現させたモデルを作成した際にこういう問題に当たる事がわかりました。
具体的にどういうパーツを使用しない方がいいのかは把握しきれていないのだが、主に可動性の有るギミックに関わる様なパーツはまずダメっぽいと言う事。自分上記でモデリングする際は動きを再現してみたかったので可動的なパーツを使用したところ、これが引っ掛かった。ダメだった例がこちら
足の部分に可動素材を入れた他、何と言うか横差しブロック等を使用したところ、ゲームに読み込む際に形が崩れてしまったと言う次第。最初は原因がわからなかったが、マリオのドットモデルが問題無く読み込まれていた事などを思いだし、パーツの種類が問題になっていると考えて該当していそうな部分に関して再構成を試みたところ、ゲーム側で正しく読み直せたのです。
横にいる村人のモデルを見ればわかりますがこれが成功している時の生成の様子。失敗時はブロックが崩れたりしていたと言う訳です。
Steamのコミュニティを見た時にLDDでモデリングする際にオプションでユーザーパレットと言うのが有ったらしく、今はこれが見れないのでどんな内容かわからなかったのですが、LEGOWorldsで通用可能なパーツのみで構成されたパレットだった様です。これが使えればパーツの互換性を確認した上でLDDでのモデリングができたのだと思われます。
互換性の有るモデルを作成する上で手堅いのは恐らく固形ブロック(長さ等は自由)を上下差しで配置する構成のみに留めて置く事でしょうか。マリオやマイクラ系のドットモデルを初めとして大体はこの手法でイケると思われます。まあ基本的にはマインクラフトでの組み立てと同じような感じと言う事ですかね。マイクラで作れるのは殆ど再現可能と思います。
実際に組み立てた感想
マイクラで組み立てた事が有るとか、或いは作れそうなモデルを選定したつもりなのだが、マイクラとは1ブロックの大きさが異なったりするため、単純にブロックの数を揃えるだけでは正確な寸法等が見積れずこれがなかなか大変でして、前述した様な対応の為の組み直しを含めれば予想していたより多く工数が増えてしまいました。これらの内容ももう少し早くにブログに纏められるかと思ってたのですが。