【Minecraft】コンソール版とBE版の違いについて【Switch/BE】

NintendoSwitchにマインクラフトのBE版が配布されてから1週間は経過しているかと思います。Switchで新たなマイクラの世界を堪能する一方、あれこんなはずじゃなかったとか何かひっかりと言うか新たな不満の様みたいな何かを憶えている人も少数派では無いかも知れません。これは新規でBE版のマイクラを始めた人と言うよりはこれまでのコンソール版から引き続いてプレイする人達の中に多いのでは思います。掲示板で有るとかSNS等でも色々な書き込み見かけますが、例えばとしてこれまで稼働していたギミックや装置の挙動が変わってしまったで有るとか、或いは動作が止まってしまったなどプレイヤーから見て本位で無い様な現象に遭遇しているとかでしょう。

 まず基本的な前提としてこれまでゲーム機に配布されていたエディション(コンソール版)と新たにswitchに追加頒布されたBedRockEdithonことBE版は異なると言うか、似て非なると言う事です。

f:id:kazutaka_ueyama:20160622092108j:plain

f:id:kazutaka_ueyama:20160622094732j:plain

 

当方も以前にWiiUでCS版のマインクラフトを所持していた事も有ります。(WiiUでのマイクラプレイ日記みたいなのは過去記事で参照頂けるかと思いますが)そのような過去の経緯から全てでは有りませんが相違点等に関して把握できている範囲で列挙してみたいと思います。

 

  • MOBの湧き数に制限が無くなった

まずCS版では敵対/非敵対問わずMOBをスポーンする上限が有りました。クリエイティブではスポーンエッグ等を連続で使用すると上限に達した場合アラートで通知が来ました。自然でのスポーンに関してはどうなのかと言うとこちらは明示が有りませんでしたが内部的には停止が有ったと思います。はっきりと検証したわけでは無いですが、トラップタワーで有るとか村人の増殖システム等をPC版などから参考に試作するも、湧き方が異なる様に見受けられたので(湧きが少ない)こちらも湧き数の制限が有ったかと思われます。BE版ではこれらの上限が無くなった様に見えますが、例えば村人や動物系のMOBがかなり増える様になると敵系のMOBが湧きにくくなると言ったような事例が有るようです。もしそうだとすれば全ての種別で同時に無制限になると言うわけでは無さそうです。

  •   スライムチャンクの位置条件の違い

SwitchのマイクラでCS版からBEへワールドデータ毎での移行を行ったケースで生じる混乱と言うのはいろいろあるかと思いますが、その内の一つとしてスライムトラップが動作しなくなる可能性が多いに有ると言う事でしょうか。これは何故かと言うとスライムチャンクの生成条件が異なるからです。スライムチャンクの生成条件の詳細は別途参照してもらうとしますが、CS版とBE版では生成条件がかなり異なる事により、ワールドデータを移行後に保持される可能性が低いからです。特定する手段自体は確率されていますが、大抵トラップは作り直しになるでしょう。

それからレッドストーン回路などを利用して作った装置等に関しても挙動が変わったりします。

 当方の場合体験談としてはちょっと微妙にカテゴリが違うような気もしますがTNTキャノンの作成でこの様な差異を感じました。回路の設置に関してほぼ同様にも関わらず弾道が変わったり、暴発してしまうなどですね。特に構成が複雑化するとこれらが顕著になりやすかったと思います。これらのギミックはどの様な変化で有れ、作者からすると意図しない結果として受け止められる事になるため、多くは不満点として挙げられる事になるでしょう。

  •  ワールドの生成則

CS版とBE版でのワールドの生成においての違いとしては領域限界の有限と(実質)無限と言うのが目につきやすい違いとして列挙されるわけですが、実は両者間での差異と言うのはそういった単純な項目だけではありません。

f:id:kazutaka_ueyama:20161225184409j:plain


 

 

CS版の場合はバイオームや自然生成される構造物の生成間隔が凝縮されており、PE版等では遠方にありがちな洋館がすぐに見つかったりします。これは元々生成限界が有った中で言わば箱庭の様な空間設計で作られた結果からだと思われます。CS版とそれ以外で空間設計が異なると言うのはオーバーワールドとネザーの空間比率の相違にも表れています。PC版やBE版での8:1に対し、CS版の小サイズでは3:1になると言ったような違いがあります。

f:id:kazutaka_ueyama:20180121235022p:plain

上記で記した以外のは代表的な一例として、この様な違いが生まれてくるのは何故かと言うのは、そもそもとしてゲーム機向けに開発されたコンソール版とスマホ等へ向けて作られた起源からくるBE版と言うエディションの違いが根本に有ります。

 CS版とBE版とではソフトの設計面での基礎から異なる体系となっており 、仕様的にも直接の互換性も無く、外見からだとわかりにくいのですが最初に述べた通り似て非なる関係と言えるものです。BE版は当初アップデートの名目でプロジェクトが呼ばれていたわけですが本来はアップデートの領分を超えており、マインクラフト2とまでは言わないまでも1.5ぐらいでナンバリングを分けてもいい位の変更だったとも言えるわけです。同一機種で異なるエディションが共存し、尚且つデータの移行が伴うと言うのはXboxとSwitch2機種だけで有り結構異例な扱いとは言えそうです。

 XboxではBE版が頒布されて日数が経っておりもう混乱は見られないかと思われますが、SwitchでBE版をこれから導入したいと言う場合はこれらを踏まえた方が良いかと思われます(元々CS版をさわっていなかった場合はそこまで懸案とはなりませんが)

 それからワールドデータに関してですが、上記の相違から考える通り移設と言うのは結構な力業で有る事がわかります。移設に当たって元データは保持される仕組みが有っるとは思いますのでそこまで心配は要らないと思いますが、おそらくシード値の乱数とに共通性が無いと思われるので、シードを流用して移行前の環境と同じ構造でワールドを再生成すると言うのは無理だと考えておいた方が良いでしょう。

 

 

 

【再掲】BE版のマインクラフトで化学機能を開放する方法

以前にも書きましたが、現在BE版のマイクラには1.5のアップデートが来ています。でこのアップデートにはアクアアップデートがメインとなっていますが、同時に教育版(EducationEdition)から化学実験等を行うための機能が移植されております。

 

kazutaka-ueyama.hatenablog.jp

 BE版への機能の反映自体は以前からと言う事になりますが、先月末に入ってからNintendoSwitchにBE版が配布され、こちらにもおそらく化学キットが内包されていると言う事で改めて関心が起きているのかなと思い、改めて機能を開放する方法を書いておきます。

 

まず教育版の機能を開放する自体に難しい作業は無いんですが、前提としてチートをONにする必要があります。

f:id:kazutaka_ueyama:20180630180747p:plain

ワールド作成時のメニュー画面の設定項目はこの様になっております。教育版の機能はチートに関する段落の隷下に入っており、チート機能の一項目で有る事がわかります。チートがOFFの段階ではトグルがグレーアウトしており、デフォルトでは教育版の機能もOFFです。

f:id:kazutaka_ueyama:20180630180707p:plain

この様にチートをONにすると教育版の機能もONにすることができます。画面ではなぜかグレーアウトしていますが、アンロック済みだとこの様になります(後述します)

因みに記事を書くにあたって資料はWin10版からとってきたものです。これを現在書くのは主としてSwitchで初めてBE版をさわると言う人に向けてなのですが、当方は現在Switchを未所持であります。基本的に仕様が共通化されているわけで挙動は変わらないかとは思いますが、注意点としては化学の機能を使用するに当たってはワールドデータの複製が伴う事になる事です。

 化学機能が一旦開放されたワールドはワールド名の左横にEDUと言う表示が併記される様になり、そのワールドでは機能は開放されたままとなり任意でOFFにすることができなくなります。基本的にワールドは複製されるわけで化学機能の使用を始めるに当たってリスクは殆ど無いと言ってもいいかとは思いますが、Switchの環境でこれらを行った事が無く未検証と言う事にはなります。特にSwitchはコンソール版からワールドを移し替える機能が有ったりしますが、これらを合わせて行った場合果たして大丈夫なのかと言うのは全く分かりません。もしも化学の機能を使う上で既存のワールドデータに傷を付ける事態は回避したいと言うのであれば新規に作成したワールドデータの上でアンロックさせる事をお奨めします。

 化学キットで具体的にどういう事ができるかに関しても以前に記述はしていますが、当方としても加筆できる余地は未だ有るかとも思ってますので、追加の内容に関してもう少しリサーチの上で追々ここで書けていけたらなと考えています。 

【Minecraft】BEベータ 1.6.0.5【Android/Win10/iOS/Xbox】

feedback.minecraft.net

マインクラフトのBE版に1.6.0.5のベータが来ています。

リリースノートは上記の通りです。主な変化点として、おそらくはファントムの挙動の変化(行動パターンの追加)と低速落下のポーションが追加されているという事です。

 ファントムに関しては前ベータからの追加となっていますが、前回時点ではまだ動きが鈍かったと言う様な感じだったでしょうか。今回からはスポーンさせると上空に出て飛び回ると言うようなアクションを見せるようになりました。

 

f:id:kazutaka_ueyama:20180630175839p:plain

 低速落下のポーションと言うのは何かですが読んで字の如く、落下速度がスローとなる効果が起きます。おそらくは落下時のダメージを軽減させるがためのアイテムなのだと思われます。

f:id:kazutaka_ueyama:20180630180011p:plain

写真のままだとわかりにくいですが、このポーション効果がついた状態で落下するとゆっくり降下していきます。右に効果のマークがついているのでこれで判るとは思います。

 ファントムに関してですが、アンデット系の敵MOBと同じく日光でダメージを受ける仕様となっています。

 アップデートに関してはまだ1.5がリリースされておりませんし、1.6のリリースはまだまだ先となりそうですので、1.6の内容に関するベータは今後も続きますでしょう。

 

【Minecraft】今後のアップデート情報

 マインクラフトには大型アップデートである水のアップデート(Apua Update)がリリースされている最中であります。現在の状況で有りますが、最初にBE版に1.4がリリースが開始、そして今週NintendoSwitchにBE版が配布されると同時に1.4が適用されています。

 Switch以外のコンソールに対しても最後のアップデートとしてこれらの内容が反映されると言う事はすでにアナウンスされています。

上の写真はコンソール向けアクアアップデートを開発中の現場を撮った物だと思われます。デスクの上にPS4ProとXBOX360が乗っている事からもわかるかと思うんですが、写真にはツイートもついておりコンソール向けのスケジュールに関する情報ものっています。他のブログであるとかユーチューバーのニュース等で既報になっているかも知れませんが、リリースがおそくなる見通しになるようです。

 写真から見る限り、これはPS4の上で開発中のバージョンを走らせているのだと思います。素人目で見る限りではなんかうまくいってそうに見えるんですが。

 

 アクアアップデートのリリースは3つのフェーズにわけてリリースが実施される事が決まっており、今後1.5と1.6が控えています(BE版での基準で)

アクアアップデートは1.6のリリースをもって全てのプロジェクトが完了となるわけですが、コンソール版への適用はBE版へのリリースが完了した後になるとの事です。

 そもそもBE版へのアクアアップデートなんですが、次の1.5がリリースされる期日がまだ決定していない段階で、少なくともこれには数週間の日数を要すると言われています。と言うわけでコンソール版へのアップデートは相当に待つ必要が有るのは間違いないようです。アクアアップデートは全てを見ると結構なボリュームになる上、おそらくスペック的に見ても適用対象の中で一番の難易度を要するのでは無いかと考えられます。コンソール機種に対しては事実上(おそらくPS4も)最後のプレゼントと言う事にもなるわけでして、花道を飾るに相応しい仕上げは期待されるところなので対象のユーザーとしてここはじっくり息を整えて待望して置くのがいいでしょう。