Minecraft on new 3DS! | Minecraft
昨日突如として発表されたNew3DSのマイクラ。いきなり横から入ってきたこれについて購入するメリットは有るかどうか冷静に考えるとどうなのでしょうか。
前エントリでも少し触れていますが大まかな仕様としては
- 2画面を利用しての画面表示（上画面でプレイ表示、下画面にてインベントリや地図等の情報表示）
- ワールドマップの広さは水平2016,垂直128ブロック
- バージョンとしてはPE版0.15．4をベースとしたカスタム
との様な内容です。
こちら側で追えた詳細に関して言うと地図に関してはアイテムとしてでは無く、固有の機能として実装されているようです。マップの限界自体は他の機種版より上回っていたりして何気に広かったりするので移動範囲も大きくなる場合も有りますがその場合は自動的に地図が拡張されるようです。
パフォーマンスに関しては通常のプレイ時は大凡30FPSが上限になっているような感じです。TNTを複数爆発させるたりすると落ち込みが有ったりします。パフォーマンスへの配慮としてモブの配置数に上限がかけられていたりするようです（スポーンエッグを使用した場合に上限表示が出てきてました）これはYoutubeでの動画で確認していたのですが、おそらくこういう仕様だとするとエンカウントでのスポーンでも同様に湧き数のリミットが設定されていると思われます。そうなるとトラップ系や増殖系のギミックに置いて他機種版の様な動作は期待できないと思われます。それからレッドストーンでの装置製作に関しても大規模なシステムを組んだりと言うのは難しいでしょう。
マルチプレイに関しては現在でもローカル含めて未実装なようです。New3DS版に関してはまず近いうちに最初のアップデートの予定が有り、ローカルマルチに関してはその際追加されるようです。それから初期のアップデートでは立体視にも対応する内容が含まれている様で中の人のTwitterではすでに作業としては完了しているとの事でアップデートのタイミングに関しては時間の問題の様です。New3DS版はパッケージの発売が予定されておりアップデートは時を同じくして、という事何かな。
因みにBetterTogetherUpdateへの対応に関して現時点では「No」と見た方がいいでしょう。と言うのも公式Twitterで対応を行わないとの旨でアナウンスが有るからです。将来的に変更される可能性も有るかも知れませんがそれでは際限が無くなりますので公言されている通りで受け止めて置くしか無いでしょう。
twitter.com
ゲームエンジンをPE版ベースとしたのは軽量化の為と言うのが第一でしてそれ以外に期待できる追加のメリットは少ないのでしょう。
エンジンをPE系統にしたと言うのはどういう事なのか言うと、ワールド生成に関して他のコンソール向けとシード値が共用できない（同じ生成とならない）と言ったような相違点が生じて来ます。おそらく機種間マルチ(BTU以外でも）への乗り入れも難しい筈です。どちらかと言うというとCS版と異なるエンジンを使った事で他の機種との連携を考えた場合に結果として障壁ができてしまっているかもです。それでいてBTUへの対応も無さげと言う事で本エディションは少し特殊な立ち位置だと把握した方がいいです。
new3DS等でのロゴ画面を見た人ならわかると思いますがこのエディションの開発を担当しているのはCS版の4JStudioとは異なる会社で有ることがわかります。
本エディションをどのくらいお奨めできるかに関してですがNew3DS等の対応ハードを既に所持している等で有ればそんな彼是言う程では無いかと思います。3D表示も対応するとの事でハードの機能も活用されるようですし。ハードが未所持でマイクラも初めてって事になるとさすがに待ったって事になるかと思います。
例えばスマホの格安系機種
こういう機種なんかでPE版のマイクラ入れたらいいんじゃねって事にはなるからです。
３DSシリーズの本体コストは最上位モデルで電源等の周辺機器なんかも含めて2万前後、それ自体は何てこと無いんですが、3DS版のマイクラの価格はまあ4000円前後です。コンテンツパック込みとは言え割高感有りですね。マイクラのスマホアプリは現在ですと1000円以下なんでトータルでのコストとしてはほぼ同じ、それでいてPE版はBTUのコアともなるエディションと言う事で将来性も見込めますし、ポータブルでマイクラと言うならPE版、それかSwitchを入手できそうならそっちの方がとはなりますね。
しかしながら3ds版もまた強気な価格設定になってるんだなあ、まあそれなりに売れちゃいそうとも思うけど。
ところで3DSのマイクラに関するパフォーマンスを理解しやすい資料としてユーチューバー実況者さんがお誂えな動画を上げてて下さってますた。
www.youtube.com
こういうの見る方がはやいですね
