【Minecraft】レイトレ雑感【BE】【RTX】

昨日リリースされたMinecraft RTXですが、なんとか導入に成功しまして動作まで漕ぎつける事が出来ました。

 

当方の環境を予め述べておきます。

  • CPUCore i5-8400
  • GPU NVIDIA RTX2060
  • RAM 16GB

RTXを動作させる必要最低限度と言う感じでしょうか。当初BE版をPCで動作させるには必要十分すぎるスペックだったのですけど。

 

 前記事でも書きましたがRTX版のマイクラは現時点だと従前のWin10版とは少し別の存在になります。ベータビルドが異なる事からも判別ができると思います。

 

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 レイトレの機能を試す場合、コンテンツストアで入手できるNVIDIA製のワールドのみとなる制限事項がさらに追加となります。

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設定画面で開いた場合、レイトレのON/OFFはAdvancdVideoと言う項目になります。レイトレに非対応のワールドはこの項目が機能しません。

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 レイトレ対応のワールドを開くとデフォルトで機能が適用されます。明らかに外観が異なるのですぐにわかるでしょう。

 

ワールドを開いた時の朝日の煌めきが特徴的です。

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水面の描写です。真上に陽が差し掛かった時の光線の描写が特徴的です。

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夜はこの様な感じです。

レイトレーシングの特徴としては実際の光(Ray)の挙動、例えば反射や屈折、回折や散乱と言ったメカニズムを実際の光学の原理に基づいて再現させる様になっていると言う事です。これの意味する所としては今までのゲーム内での光源の存在が異なってくると言う事です。例えば従来ですとゲーム内の光源はゲームの進行を円滑にするための観点から機能が作られていたのですが、レイトレですと実際の光学的効果を再現しようとするため、特定の地点での照度の違い等に顕著な相違が生まれます。レイトレにした時に何か暗い様に感じたりするのはこの為だろうと思われます。

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夜間や暗所は全体的に暗めです。

パフォーマンス面についてですが、現在はフルHDで8チャンク読み込み設定が最適の基準とされています。当方の受けた感じでは16チャンクまでならパフォーマンスに大きな変化は見受けにくいのでは思いました。フレームレートとしては60フレームが上限として精一杯でした。垂直同期が有効なのかどうかはわかりませんが、少し負荷がかかると直ぐにフレームレートは落ち込むため、実際に60以上を上回る事は少ないとみてよさそうです。当初ビデオカードを実装させた時はBE版には不相応かと思ったのですが、ここにきてスペックイーターの登場となったようで。

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上の2枚はそれぞれ上からDLSS OFF、DLSS ONの順となっております。デバッグ情報で機能のON/OFFがわかる他、フレームレートに違いが表れております。数値にして2倍近い差が表れており、この機能の有無が小さく無いと言う事ですね。

 現時点での大まかな総評としてはやはり最初のリリースだけ有って粗削りな部分がおおいですね。全体の壮観としても現状ではJEのシェーダーMODの方が完成度として上回っております。JEでシェーダーMODを十分に堪能できるだけの環境が有る人はそこまで関心を憶えないかもです。

 RTXは今後に向けてアップデートが実施されていくでしょうから、正式リリースされた場合は最適化がどの様になるかが注目です。最適化がうまい施されていれば今よりは快適で美観になるとは思うのですが、、、




 

 

【minecraft】Minecraft with RTXの導入について【BE】

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いよいよ待望されていたMinecraftRTXですが、本日付けでベータ版がリリースされました。とりえあずここでは導入に関して必要な始終を記述していきます。

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MCRTXの導入に当たっては前提条件として以下の環境を必要とします。

ハード面としては

  • CORE i5シリーズのCPU(Intelの場合)
  • NVIDIA RTXシリーズのGPUカード
  • おそらく8GB(または16G)のRAM
  • 445.87以上のドライバー

ソフト面としては

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等が必要となります。それでMinecraft本体なんですが上のベータビルドを見ていただくとわかるかと思うんですが、1.15.0.8となっています。つまりこれでリリースされていたベータとは異なるビルドとなっています。従来のWin10ベータとは別の存在となり、基本的に環境の共存の様は不可となるのでは無いかと思われます。

www.minecraft.net

英文になりますが、この他NVIDIAの公式サイト等でも導入方法が案内されており、上記の環境が用意できてこれらに従っていけば、と言う事になるんですが当方は思いの他梃子づってしまいました。

肝になるのはXBOX Insider HUBの設定です。設定画面の中にInsiderコンテンツと言うのが有り、ここでMinecraftのベータを選択します。この時に従来のWindows10ベータと別にRTXベータに参加するというドグルが有り、そこを選択するわけです。

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 で操作が終わればアップデートか何かで入れ替わってRTXがプレイ可能になるかと思われたのですが、当方の環境では従来のWIN10版のままでRTXが立ち上がる気配が見られません。それでいったんWin10版をアンインストールの上、Insider経由で再インストールすると言う手順で試みたのですが、状況が変わらず。同じ手順を3回程試みるも全く同様の結果となり、じゃあもうしょうがないと言う事でWindows自体を入れ替えインストール、環境を組みなおした上でRTX版のインストールに漕ぎつけたと次第です。

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それで導入してみた上での初期的な感想を述べていきます。

 まず最初に言っておきたいのは今回のリリースはあくまでベータ版の最初で有り、不安定要素も見込んで置かなくてはなりません。今回は導入時点で改めて思い知る事となったのですが、他の環境に置きましてはいかがでしょうか。

feedback.minecraft.net

こちら等を参照されればすでに懸案事項なども列挙されているかも知れません。言うまでも無くなんですが今回に限らずベータと言うの導入に当たってある程度のリスクが有ります。当方の場合は新しい要素をいち早く試したいと言う思いも有りましたし、そこまでの躊躇無く環境を入れ替えるに至りましたが、どうしても現状の環境を保持しておく必要が有ると言う人もいるでしょう。5chなどでは既に動作報告が上がっていますし、Youtube等でも実際の動作はご覧になれるでしょう。どうしても現状で自分の環境に導入する必要が有るかはまず検討が要る場合も有るかとは思います。

 本来ならここでは導入後の動作の所感を記述する筈だったのですが、導入まで思いの他時間がかかってしまったのでこの様な内容で一旦〆とします。動作に関する感想は次回以降にでもと致します。

 

 

【Minecraft】いよいよRTXがベータで登場する事に【BE】

さて、相変わらず世の中は混沌としており、先行きは楽観の程が全く分からない情勢となっております。

 この様な現状で本意か不本意か自宅で悶々とした毎日をおくる事になった人も多いかと思われますが、その様な中でささやかな楽しみとなるか、、と言うべくMinecraftRTXが近日中にベータリリースされる事となりました。

www.nvidia.com

www.4gamer.net

既にここでも何度となくお伝えしてきましたが、マインクラフトのBE版には当初SDGPなるグラフィック強化プロジェクトが有りましたが、いろんな諸事情が重なってお蔵入りとなりました。そしてそのお詫び、言う事なのかどうかはわかりませんがNVIDIAとの共同開発によりレイトレーシングを取り入れた最新技術を導入する事となりました。

 

www.4gamer.net

レイトレーシングがどのような技術なのかは過去のニュース等を参照して頂くとして、NVIDIAはそれに加えてDLSS2.0と言う新たな描画技術も開発していました。MinecraftRTXにはこの技術も導入されるようで当初より快適な動作が期待されます。

 

動作環境についてですが、RTXシリーズのGeforceグラフィックカードでの動作を前提としており、それ以外のグラフィックカードでは快適な動作が保証されません。

 実際の動作がどうなるかについてはもうリリースされてからの話の方がいいかとは思いますが、RTXベータのリリースは日本時間で4月17日となっております。尚リリースに際してはRTXのデモンストレーションともいえる6つのワールドがコンテンツストアに追加される予定です。

 今回具体的なリリース時期が見えた事に関してですが、開発側としても昨今の世界的な不穏の影響を受けていないわけでは有りますまいに、その様な中に置きましてここにきてリリースの運びとなったのは結構順調とは言えるのでは無いでしょうか。

【Minecraft】期間限定で無料の配布マップ 及びスプリングセール【BE】

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www.minecraft.net

Minecraftのコンテンツストアに期間限定で無料の配布ワールド及び春季の特別セールが実施されています。

配布ワールドは2種類存在しています。共にワールドの主題は春の祭典となっており、春をテーマにした内容になっている事がわかります。

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1つのワールドは時間の流れを変化させる機械を開発して冬で止まったままの町を春に変えて行く、と言う内容のようです。このワールドのプレイフィールはこちらの動画で確認できます。

www.youtube.com

もうひとつのワールドがこちらです。

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こちらは春の訪れが始まった街中を探索していくと言う内容の様です。どうやら2つのワールドは春が訪れる前後の様子を再現していると言う事の様です。

 現状オフラインでの世界の様子を見ていますと春の訪れを実感できると言うにはとてもとは言わずとも程遠いのですが、せめてマイクラの中で何とか春のお祝いをと言う事でしょうか。

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この他にはスプリングセールと言ってコンテンツ群の割引が実施されています。

これらのイベントは期間限定で4月13日までとなっています。取り急ぎでお伝えいたしました。尚過去記事でも言及していますが、マイクラでは教育的なコンテンツ群の無償提供も併せて実施されています。こちらは現状での予定だと6月一杯までとなっています。