【マインクラフト】観察者を組み込んだ農作物回収システム試作【PE/Win10】

f:id:kazutaka_ueyama:20160622182209p:plain

観察者ブロックを使って農作物の回収装置を試作してみました。

構成としては単純で農作物の成長に反応するように観察者を配置、信号出力をディスペンサーに接続、ディスペンサーには水入りバケツを用意しておき水流で回収するというものです。

 試作してみての感想

動作構成そのものに難しい要素は無かったのですが、実際に動作させてみた感じだと運用する上で引っ掛かるポイントが数点有りました。

f:id:kazutaka_ueyama:20160622183439p:plain

まずこの構成では複数のブロックで栽培させていまして、観察者はこの中有る内の1か所、水流を流した場合の下流に当たる位置に敷設しています。種を植える順番として観察者の手前が一番最後に来るようにしてできるだけ多くの回収を出来る様にとはしているのですが、個々の実際としての成長速度は何分ランダムな要素も多い様なのでどうなるかがわかりません。やはり理想としては全ての作物が最大成長の状態で回収されるのを望むところですが、果たしてチューニングが可能なのかどうか。

 それから水流の範囲もポイントになります。観察者の検知対象には水流の有無も含まれるので、この構成だと回路的にループとなり以降のスイッチングが自動的になる場合が有ります。そしてこれだと作物を植え直す工程がディスペンサーからの再排水で差し障る事が有る為、

  • 任意で排水のタイミングを制御できる様に回路を複雑化させる
  • 作物の栽培中は一時的に何らかの手段で回路を切る
  • 水流の範囲外に観察者を設置して回路がループしない様にする。

等を考える必要が有ると思われます。

 今回この構成に直接組み込んではいませんが、回収部の試作も行っています。

 

f:id:kazutaka_ueyama:20160622202201p:plain

想定としては水流の終端あたりに作物を収容するためのホッパーを設置、ホッパーの下にチェスト、そしてここにまた観察者をくっつけて作物の回収を通知するようなモジュールを作って置くと言う事です。(ちなみ観察者はホッパーには反応しない様で、回収を反応させる場合はチェストに付けるのが確実)構成としてはこれが全体となります。

 試作後の雑感等

自分としては効率的な装置を作れるかどうかを重視したつもりなのですが、上記の構成ですと人力を要する点も結構有り、既出で存在している同種の装置と比した場合に運用上の優位性を見出せるかと言うと微妙にも思われるので、運用性の向上等を見込めるかどうかと言う事になると思います。