マインクラフトの新たなベータがリリースされました。
今回からは主としてコマンドブロック関連、アドオンクリエーター等へ向けた内容のベータが提供される事となります。
コマンドブロックの仕様変更としては構文入力のオートコンプリートが追加された他、コマンドの実行に遅延を追加できる等の機能が付加されています。
今回のベータ時点でのコマンドブロックのコンソールです。
左半分の位置にコマンド実行に遅延を追加させる入力が有ります。これまでコマンドブロックの実行に遅延を加えたい場合にはコマンドブロックにリピータやコンパレータ等を使用してRS回路に組み込む必要が有りましたが、今回の仕様変更では遅延に関して有る程度なら単体で実行できる様になったと言うわけです。因みに遅延の時間単位としてはマイクラの内部設定で1tick＝1/20秒となっております、実時間１秒相当で遅延を加えたいとした場合は上記の画面通り20tickで入力する事になります。
その他多くの追加/変更点としてはその多くがアドオン制作に関連する項目となっております。おそらくはアドオンを作成する上での効果や挙動にバリエーションを増やすための趣旨なのだと思われます。これは実際にアドオンを制作する機会が無いと理解が難しいとも思われますので各自で参照される事を推奨します。
で、今回のベータなんですが明らかに可笑しい現象も既に見受けられます。村人がベッドで就寝時に人体のテクスチャが断頭してまうと言うもので、サムネの写真にも貼っておりますが、見るからに現象として目立ちます。就寝の動作自体には影響がない他、起床後は元通りのテクスチャに戻ります。
この現象は既にバグ管理番MCPE-44648で付番されており、対策予定として認識されています。次回以降で修正が行われる事になると思われます。
さて、今回からベータのビルドが1.12となっているわけですが、1.10ベータ（正式バージョン1.11に関する内容の試行）はひとまず完了と言う事でいいのでしょう。
もうこの記事を書いている時点でマインクラフトのJE/BEには村のアップデートの正式リリースが決定に近づいているとの旨が公式にアナウンスされています。正式リリースは当然のことながらiOSやNintendoSwitchにも配布される事になります。リリースとしては来週中と言われており、GWまでには堪能できるようになります。村のアップデートに関しては当方でも微力ながらベータで内容を取り上げてみましたが、iOSやSwitchユーザーとしては具体的に目にする機会がこれまでなかった事とも思います。村のアップデートでは村や村人を取り巻く環境がほんとに大きく変わります。村人の挙動等はルーティーンに従う事によってダイナミックな変化を伺う事ができ、見ていて面白い一方でこれまでとは異なる付き合い方を要求される事になります。場合によっては不便を感じる事も少なくないかもです。Youtube等でも既に多く取り上げられていますので、気になる方は是非そちらも参照され心して置いて欲しいと思います。
