マインクラフトの次期大型アップデートは洞窟と崖がテーマ

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先日開催されたマインクラフトの年次イベント「MinecraftLive 2020」にてマインクラフトの次期大型アップデートがの予定が公表されました。

 

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アップデートのテーマは「The Caves & Cliffs」となっており、洞窟と山岳にちなんだ内容となる様です。

 マインクラフトではこれまでも洞窟らしき地勢が存在していましたが、今回のアップデートで生成にバリエーションが増える事となりました。洞窟内には独自のバイオームが存在し、バイオーム毎には独自の植生が存在しています。洞窟内にはエリトラで滑空できるほどの空間ができるほか、地底湖の様な場所も存在します。新たなバイオームの一つとして鍾乳洞が有り、鍾乳洞に有るつららと石筍にはダメージ判定があります。

 鉱石系のアイテムの追加としてはまずアメジストの登場が有り、洞窟内にアメジストの結晶の塊で構成された空間が存在します。地勢としてはかなりレア度が高いようです。本作でのアメジストの利用として、これも新アイテムとなる望遠鏡の光学素材としてと言ったものが有ったりするようです。

 同カテゴリ内ではもう一つ銅鉱石も登場します。本作での使い道としては避雷針(これも新アイテム)の材料の他、建築物の屋根部などでの装飾に利用される事になるようです。銅でできた屋根は時間が経過すると緑青色に変化していくようですが、これは実際の銅の性質からきていると思われます。

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歴史的な建造物の屋根等でこの様な色の屋根を見かけるのは銅が使用されている事が結果として多い事がわかります。色の変化の原因は酸化の反応が主となっており、建造物や銅像等以外にも身近な例としては十円硬貨(青銅の合金)等でも条件次第で見かける事ができます。マインクラフトの銅もこの様な特性をモチーフとしているのだと思われます。

 MOBの追加としては3種有り、敵系としてはWardenと言うものが追加されます。Wardenは視覚機能を持ち合わせておらず、プレーヤの存在は行動から発する音や振動から気配を感知して行動を起こします。敵系なので危害要素が多く、またダメージも大きい様です。ゲーム内では雪玉などをぶつけてアウトレンジを確保して弓矢で攻撃するのが主な対処方法と見えました。

 その他のMOBとしてはヤギやウーパールーパーの追加が有ります。ヤギ(Goat)は山岳バイオームに生息するのが主となるようです。ヤギは山岳バイオームと共にMineconLIVE 2019での投票において追加が決定していたものです。個人的にヤギと言うと一時期話題にもなった某バカゲーをよくプレイしていた影響でイメージが染みついているのですが、本作に置いても牛等に体当たりする事も有るようです。

 回路系ではレッドストーンに新たなアイテムが追加されます。今回は結構注目すべき点として無線要素のアイテムが登場する事になったということでしょうか。

 新アイテムのスカルクは振動や音を検知するセンサーとして機能するブロックで、RSの信号源となります。検知範囲は有る程度広範になる他、ブロック周辺をウール等で遮蔽する事で検知範囲に指向性を持たせる事ができます。これを組み込む事で無線要素を含んだRSシステムを作れる可能性が有ると言う事です。RSの装置や回路の組み立ては現状でも工夫の余地は多いですが、無線の要素が入ってくるとなると一段の拡張となりそうですね。他にも考古学の要素等の追加も有り、今回も多分に漏れずボリュームの豊富なアップデートになりそうです。RS系に関しては中途半端なMOD等を不要としそうです。

 アップデートの時期としては現時点での発表で来夏となっており、少しばかり気長に待つ必要が示唆されています。言うまでも無くかも知れませんが、世界的なパンデミックも依然として先が読めませんし状況次第で変動する可能性は充分に有り得ます。

 今回分でのMOB投票としては光るイカの追加が決定となりました。個人的にこの結果は少し以外でした。イカってそんなに見かける機会が少ない様に思うんですが。

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ここでは主にマイクラ本編のアップデートに関する内容に関して掻い摘んでお伝えしました。今回はこれ以外にも言及した話題が有るのですが、一旦記事を分ける事とします。